2022年01月07日
今週の注目感染症
2021年第52週(12月27日~1月2日)
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、前週より減少したものの、今後の動向に注意が必要です。
外出後の手洗い・うがいとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。
また、お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早目に受診してください。
~インフルエンザ~
今週、定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数は0人(定点当たり0.00)でした。
~COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行情報~
令和2年2月1日から指定感染症と定められていた新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る)であるものに限る)は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部が改正され、令和3年2月13日から新型インフルエンザ等感染症に追加されました。
引き続き全数把握対象疾患として対策が講じられています。
~麻しん~
麻しんは、感染症発生動向調査では、2021年第52週までに1例の届出がありました。
2020年は0例、2019年は35例、2018年は16例の届出がありました。
~風しん~
風しんは、感染症発生動向調査では、2021年は、第52週までに1例の届出がありました。
なお、2020年は3例、2019年、2018年はそれぞれ198例、190例の届出がありました。
~先天性風しん症候群~
先天性風しん症候群は、感染症発生動向調査では、2012年、2013年、2019年にそれぞれ1例、3例、1例の届出がありました。
【埼玉県感染症情報センターより参照】
(2022年1月7日更新)